「明るい豊かな社会」の実現を目指す青年団体、それが青年会議所(JC)です。
メンバーは国籍・人種・性別・職業・宗教の区別なく20歳から40歳までの志の高い青年経済人によって構成されております。
私たち(一般)むさし府中青年会議所は、1970年に全国で、440番目に青年会議所として設立され、設立以来、各種事業をおこなってまいりました。
2025年度 理事長

第56代理事長
松山 貴行
(まつやま たかゆき)
一期一会 ~出会いに感謝し、友情を深めよう~
なぜ、私たちは人生の中で青年会議所という決断をしたのでしょうか。どのような価値を感じ、どのような未来を求めて時間を使っているのでしょうか。私は思います。地域を更に良くするきっかけとなる運動を展開したい。その先にあるのは地域の未来であり、自身の家族や仲間の未来です。青年会議所で学んだことを自身に活かす。その先にあるのも仲間や地域の未来です。
つまり、私たち自身が青年会議所の価値を理解し、活かし、共感の輪を広げることで、身近な人々の未来を起点とし、地域の明るい未来をデザインすることができると考えています。これこそが私たちが目指す「明るい豊かな社会の実現」につながるのではないでしょうか。
今年度のテーマは2つです。それは「心を動かす運動の展開」、「地域の皆さまとの共生」です。
「心を動かす運動の展開」
心を動かす運動とは、参加する方々がワクワク出来る運動のことです。運動の構築にあたり仲間と対話し、「この運動に参加したいと感じられるか」を大切にします。対話とは意見を述べ、お互いに話し合うことです。対話を重ね、委員会を中心に運動を構築し、参加される方々やご協力いただける皆さまがワクワク出来るような、魅力ある運動を展開してまいります。
「地域の皆さまとの共生」
私たちは地域の皆さまの運動や事業に対し、積極的に協力します。日頃より多くの運動や事業への協力依頼を頂けることに感謝し、今後も可能な限り参加します。
また、私たちの運動に賛同いただける諸団体、個人の皆さまとの相互協力がなければ成し遂げられない運動も生まれるかと思います。皆さまには共に運動構築を行うご協力のお願いもさせていただきます。お互いに存在感を高め、共に地域を盛り上げていきましょう。
友情・奉仕・修練について
さて、青年会議所の3信条である、友情・奉仕・修練について考えます。スローガンの通り、私たちは「友情」を大切にします。では青年会議所で育む「友情」とはどのようなものでしょうか。
人やまちのためになると感じたことを進んで行うという奉仕の心。そして、少しでも時間を割いて挑戦しようという修練。そこから生まれる「友情」こそが、私がこの運動を通して得た最大の財産です。よって、友情を育むためには奉仕・修練が必要であると捉え、運動構築してまいります。
「ワクワク」をキーワードに
次に、運動構築のキーワードを「ワクワク」とします。この言葉は「期待で心が躍る」という意味として使用します。「ワクワク」を求めると多くの工夫が必要となり、地域やそこで育つ青少年、そして仲間の心を動かす運動を展開することが出来れば、より友情を深められるのではないでしょうか。
基本方針
- 青年経済人としての成長
「会員が体験を通して成長出来る」例会をつくることです。自身が得た学びの中で、仲間たちが学ぶべきと感じた経験はないでしょうか。是非その経験を対話することで広め、運動として構築しましょう。自身のみならず会員全員が成長にワクワクする姿を目指します。 - まちの更なる活性化
「むさし府中という地域が更に盛り上がるきっかけ」を考え、事業・例会をつくることです。私たちがこのまちの歴史、現在の課題、今後の展望などをより深く学び、市内広域を巻き込む運動を展開し、新たなきっかけを生み出すことにワクワクする姿を目指します。 - 青少年の心を動かす
「青少年に夢を与える」運動をつくることです。私たちは今まで多くの青少年事業を行い、成長をサポートしてきました。このまちの青少年が更なる成長の可能性を広げるものを追求します。より深く青少年の心に触れ、青少年がワクワクする姿を目指します。 - 人との積極的な交流
「会員同士の関係強化と新たな仲間づくり」を様々な交流を通じて行うことです。むさし府中青年会議所が10年、100年と未来を繋ぐために、会員同士の友情を深め、地域との信頼関係を築くことで、携わる方々全員が、当会の未来にワクワクする姿を目指します。
〈結びに〉
多くの先輩諸兄姉が55年間伝統をつなぎ、今、私たちはそのバトンを受け取りました。バトンを更によいかたちでつなぐためには、友情を深めるまでやりきることが必要ではないでしょうか。
今のむさし府中青年会議所の仲間だからこそつくることが出来る固い絆は、この会の未来につなげることが出来ます。全員で1年間走り続け、充実した年にしましょう。出会いに感謝。