むさし府中青年会議所とは?

「明るい豊かな社会」の実現を目指す青年団体、それが青年会議所(JC)です。
メンバーは国籍・人種・性別・職業・宗教の区別なく20歳から40歳までの志の高い青年経済人によって構成されております。
私たち(一般)むさし府中青年会議所は、1970年に全国で、440番目に青年会議所として設立され、設立以来、各種事業をおこなってまいりました。

2024年度 理事長

一般社団法人 むさし府中青年会議所 第55代理事長 秋山 賢太郎

第55代理事長

秋山 賢太郎
(あきやま けんたろう)

1985年05月21日生  A 型

共想 共創 共走

公益社団法人むさし府中青年会議所は1970年5月15日に設立され、2024年で設立55周年という節目の年を迎えました。300名を超える先輩諸兄姉の皆さま、地域関係諸団体や個人の皆さま、並びに各地会員会議所同志の皆さまのお支えがあり本年を迎えることができました。会を代表して深く感謝申し上げます。

私たちは設立から一貫して「明るい豊かな社会の実現」を目指し、運動発信を行ってまいりました。これは社会情勢や人々の価値観、そして青年会議所を構成するメンバーが変わっても、変わらなかったことです。一方で、明るい豊かな社会の定義は常に変化しています。社会情勢によって、人々の価値観や置かれている環境によって、明るさと豊かさの定義は変わっていくものです。
変化が多く不確実で複雑な、そして曖昧さが混在するこの時代だからこそ、「明るさと豊かさ」は何か?その実現や達成のために私たちに何ができるのか?そして、そもそも私たちは何のために存在しているのか?ということを問うことが、今まで以上に必要があると考えます。

では、私たちが「明るい豊かな社会を実現」するために何が必要かと考えた時に、まずは2つの項目を定義する必要があると考えます。それは、「運動発信」と「私たちの存在意義(何のために存在しているのか)」です。
2024年度の運動発信は「恩送り」と定義します。いただいた恩を返す相手を限定せず、次へ送ることができたら、社会に優しさの連鎖が起きます。そして、送った恩は巡り巡って、また私たちのもとへと送られてきます。私たちがこのまちで運動発信が出来ているのは、これまで支えていただいた方々のお陰です。皆さまが作り上げた資源や環境(=送っていただいた恩)があるからこそ、今日の私たちがあります。
そして私たちはいただいた恩を、恩送りの連鎖を止めることなく次の世代にしっかりと送ることが必要です。私たちがやるべきこと、つまり運動発信とは受けた恩を次の世代へ渡すことです。

また、私たちの存在意義を「情熱と利他の精神を持った青年を育成し、地域へ貢献する」と定義します。情熱は誰もが持てるものであり、一方で持ち続けることが難しいものです。難しいからこそ、理想的な「明るい豊かな社会」を描き、その憧れを支える気持ちを育て、継続させる必要があると考えます。
青年会議所の3信条のうち“奉仕”は「地域社会に奉仕する」と謳っています。地域社会に対して価値を提供する運動発信を行い、それが実を結び(成功し)、巡り巡って私たちに喜びが生まれる、という循環が理想的な形です。だからこそ利他の心を育て、地域の為に貢献できる人財となる必要があるのです。
明るい豊かな社会の実現に向けた熱い気持ちを持ち、自分のことよりも他人の幸せを願う青年を育成し、地域の活性化に貢献する運動発信=恩送りを行ってまいります。

次に、私たちが実現しようとする明るい豊かな社会について、「明るさ」と「豊かさ」を定義し、その実現に向けて「4つのづくり」を設定し、これに沿って展開してまいります。

まず、明るさを「誰もが、将来に希望が持てるまち」、豊かさを「誰もが、幸せを実感できるまち」とし、この実現に向けて次の4つを設定します。
1、じぶんづくり(自分の可能性と共に想い、共に創り、共に走ろう)
2,なかまづくり(喜びと感動を共に想い、共に創り、共に走ろう)
3,ひとづくり (学びと成長を共に想い、共に創り、共に走ろう)
4,まちづくり (明るい豊かな社会を共に想い、共に創り、共に走ろう)

私たちの運動発信から自分の可能性が広がり(じぶんづくり)、地域へ貢献できる/地域に求められる人財となっていく。その活動の中で、私たちは人と企業とまちと繋がっていく。繋がりの連鎖が繰り返されることで、素晴らしい仲間が増えていく(なかまづくり)。
その過程では学びと成長を繰り返し、人が成長(ひとづくり)する。この好循環が地域を活性化し、明るい豊かな社会が生まれる(まちづくり)。それこそが我々が目指すべき姿だと、強く思います。

基本方針
・ じぶんづくり
私たちは学ぶことも、経験することも必要な年代です。学びや経験を得るには、固定概念を覆し新しい取り組みをすること、様々な方と協働することが必要です。この体験の先には、自分の新たな可能性に気がつき、それに心が躍り、自分の将来に希望が持てるようになるはずです。自分の可能性が更に広がる出会いや体験をするために、様々な方と協同を進めます。
具体的には、事業例会ではこれまで機会が少なかった方との協同(共同・協働)、地域関係諸団体及び東京ブロック等への出向機会の提供、各地会員会議所同志との交流機会の提供を行っていきます。

・ なかまづくり
 私たちが目指す明るい豊かな社会の実現は、到底私たちだけの力では達成できません。いつの時代も個の力には限界がありますが、集団の力=なかまの力には無限の可能性があります。むさし府中青年会議所がこの先も、この地域で運動発信するためには地域の方との連携が不可欠です。
その為に、まずは私たちが明確な方針を示したうえで運動発信を行い、それを地域の方に魅力ある組織と評価していただけることが必要です。
 具体的には、青少年育成や地域課題解決の事業例会における協同(共同・協働)を行っていきます。

・ ひとづくり
次の時代を担う子どもたちは、この地域の宝です。子どもたちの成長をサポートすることは、将来この地域が持続的に発展するために重要な取り組みです。
一方で、少子化や情報社会化、コロナ禍など社会構造や生活環境の変化が子どもたちの発達に影響を及ぼしているのも事実です。特にコロナ禍では行動制限や人との接触が制限されたことで、実体験の乏しさが挙げられます。
子どものうちに見たこと、聞いたこと、取り組んだことはその子の将来に大きな影響を与えます。私たちは、その機会を提供する義務があると思います。
具体的には、憧れを抱くことや日常生活では体験できない機会の提供など、様々な実体験を通じて自己成長に繋がる事業例会を行っていきます。

・ まちづくり
 私たちが運動発信を行う府中市は歴史と文化を色濃く残しながら、近年では府中駅前再開発事業完了や市役所新庁舎完成、また人口増加傾向など様々な面で活性化しており、多摩地域の中核都市として発展してまいりました。
 一方、これからの“まちの魅力”とは、この先どのような発展ができるかというある種の“期待”であると考えます。私たちがこのまちを知り、魅力を整理し、この先期待できるものを発見することが、“私たちなりのまちづくり”だと思います。
 具体的には、市民がこのまちの魅力知る・語る機会の提供、広く内外に魅力を発信することのできる事業例会を開催してまいります。




私には、好きな言葉があります。

【私たちは微力であるが、無力ではない】

これまで私たちは様々な運動発信を行い55年の歴史を紡いできましたが、単発の事業例会だけに焦点を当てれば、地域にインパクトを与えるなど、大きな成果を得ることは難しいのが現実です。
しかしながら、私たちが継続した運動発信をすることが、私たちが将来に対して何が出来るかを考えることが、私たちの選択や行動が、今よりもっと良い地域に変えていくことに繋がるはずです。できることを少しずつ、そして着実に。私たちの一つ一つの運動発信は微力でも、その積み重ねが大きな成果に繋がると信じています。
そして、この運動発信は誰かの共感があり、理解があり、支えがあってこそ持続するものです。誰かとは、メンバーであり、先輩諸兄姉の皆さま、地域関係諸団体や個人の皆さま、並びに各地会員会議所同志の皆さまです。いつの時代も誰かと“共に”、明るい豊かな社会を作り上げてきたわけで、これはこの先も変わることはありません。

共に想い、共に創り、共に走ろう。

協賛会員

秋元造園
税理士法人 石井会計
魚㐂
株式会社 エステート大国
株式会社 カガミ
小林ビル 株式会社
有限会社 コロンブス
有限会社 ジェイフーズ
有限会社 谷合塗装
有限会社 樽平
株式会社 TNK
ニュースサービス日経府中東部
株式会社ビック・イン
社会福祉法人 府中市社会福祉協議会
有限会社 府中ベンドサービス社
パブ&スナック フロンティア
株式会社 誉建設
有限会社 堀江自動車
むさし府中商工会議所
吉沢設備工業株式会社